講座紹介

滋賀研修所「想和庵」

看取り士養成講座

住み慣れた自宅やご本人が希望する場所で、自然で幸せな最期を迎えられるために、旅立つ方の「心」「魂」に寄り添い、ご本人の思いや愛を受けとめ、残った方に受け渡し、納棺前までの最期に寄り添う「看取り士」になるためにその根幹を身に着ける講座です。.

「看取り士」認定の必要事項

下記3講座のご受講で看取り士認定とさせていただきます。看取り学上級講座受講時に修了証を発行致します。.

看取り学講座初級 3時間
看取り学講座中級 3時間
看取り学講座上級 3時間 (最後にご受講ください)

看取り士」になってできること

医療/介護の国家資格をお持ちの方は、ステーションに看取り士としてご登録いただき、相談対応を行うことができます
上記以外の方は所定の90時間のエンゼルチームとしての稼働以降、ないしステーション長の指導の元、相談対応を行うことができます。
看取り士認定とは別の、2泊3日の胎内体感研修を含むステーション長研修の後、本部と契約を交わし看取りステーションを開設することができます。

※ 各講座の講師を目指される方には講師向けの研修が別にございます。

※既にいくつかの講座を受講されている方は、指定講座のご受講ないしお手続き後に、看取り士認定させていただきます。


看取り学講座

概 要

この講座は会長の柴田久美子が大学の講師をしていたころに、看護師の方々向けに講座を開いたことからはじまりました。.

死に対する恐怖心が拭えない方
看護、介護職で終末期、看取りに抵抗感のある方
身近な方の死で、後悔の念をお持ちの方
他、死に対する疑問などがおありの方

にお勧めしています。「死」と「生」、そして「看取り」について、新たな価値観、心構えを発見できる講座です。.


二泊三日胎内体感研修

全てのことを肯定的にとらえ、逝かれる方の愛や想いを受け入れるために、胎内体感研修を行っています。       

看取りステーション開設のための資格を得ることが出来ます。

「内観」とは?

自らを客観的に見るためのワークです。内観を体験すると、ありのままの自分や現実社会を、肯定的に受け止められるようになります。柔軟で前向きな“こころ”としなやかで強い“こころ”が育ちます。医療に応用されていて内観療法とも言われています。刑務所や少年院などの矯正教育や一般の学校教育、企業研修などにも取り入れられています。.

胎内体感とは?

当法人代表の柴田久美子は、福岡の内観道場「感性塾九州」代表の甲斐高士先生に師事し、自身も内観を10回以上行っております。「胎内体感」は、柴田のその内観の経験と、看取りの経験を合わせた手法で、特に母親との繋がりを重視したものになります。

方 法

設備イメージ


「調べる」とは

「調べる」とは、自己中心的な見方を捨て、客観的にその事実を「相手の立場にたって考える」ということです。「相手の立場にたって考える」。よく言われる言葉ですが、静かな場所で一人きりで思いを巡らせていると、私達が普段そう言いながらもいかに自己中心的な考えをしていることがよくわかります。
胎内体感を体験されたほとんどの人が、自らの誤解や偏見や過ちに気付き、場合によって恨みすら解消して喜んで帰って行かれます。他人から気付かされるのではなく、自らの過ちを自ら気付くことができる。これが、胎内体感における感動の源となるのです

一日胎内体感研修

全てのことを肯定的にとらえ逝かれる方の愛や想いを受け入れるために行っている短期間の胎内体感研修。

概 要

受講される方の母親を対象に、相手の立場に立って振り返り、古い記憶を思い出していく研修です。誰もが皆、母親の胎内で慈愛を受けてこの世に生まれます。胎内体感では胎内にいた安心感を体験し、自らの内にある愛に気付いていただきます。
 昼12時半にはじまり、夕方16時に終了する1日間(実質半日間)の研修です。
思い出す対象者は、原則として受講する方の母親のみとなります
囲いは使用いたしません
面接者への報告はなく、筆記が中心となります